愛用インクの耐水実験
- 2015/09/10 21:48
- Category: 文房具
連日大雨なので、ずっと気になっていたインクの耐水について調べてみました。
といっても既に実験されている方はたくさんいて、その結果も見てはいるんですが、自分の実用範囲でどの程度耐えられるかが気になったのでやってみることにしました。
自分の実用範囲とは、送った手紙が雨などで濡れても文字が読めればいい、という程度のものなので、余り厳密ではありません。
文字を書いて数時間後、流水に30秒間晒す、という方法で試してみました。
1.無印良品のルーズリーフ
普通の薄い上質系の紙。
カスタム74 EF+エーデルシュタイン オニキス
デスクペン(DPQ-700A EF)+プラチナ 黒
デスクペン(DP-1000AN F)+プラチナ カーボンインク
デスクペン(セーラー。型番不明)+セーラー 黒
書いてから9時間半後に実施。
意外にオニキスとカーボンでないプラチナ黒が残りました。
とはいえ水にだいぶ流れているので、手紙などでは滲んだインクが留まり読み辛くはなりそうです。
オニキスは払いなど運筆が速いところはかなり薄くなっています。
カーボンインクはさすが、微動だにしていません。
似たような上質系の一筆箋でもほぼ同様の結果でした。
2.マルマンのルーズリーフ
やや厚みがあり、表面がつるっさらっとしています。
カスタム74 EF+エーデルシュタイン オニキス
デスクペン(DPQ-700A EF)+プラチナ 黒
サファリ EF+エーデルシュタイン アメジスト
kakuno F+色彩雫 孔雀
書いてから2時間半後に実施。
オニキス、プラチナ黒ともに読める程度には残っていますが、無印のものより流れて薄くなっています。
以前「ペンの光」の清書用紙(Aー1・つるつる)で実験した時は読めないくらいに流れたので、つるつるの紙は流れやすいようです。
どちらも思ったよりオニキスとプラチナ黒が残ったのは意外でした。
ハガキなど耐水性が必要なものは別として、通常使用には問題なさそうです。
新しい万年筆に顔料を入れようか悩んでいたんですが、愛用のプラチナ黒で充分と分かりホッ。
※あくまで個人の実験なので、結果を保証するものではありません。