ペンの光 2015年9月号 受験部 練習
- 2015/09/18 22:57
- Category: ペン習字::ペンの光
●製品仕様
ペン先 大型14 金(ロジウムフィニッシュ)
胴軸・鞘・カバー・天冠(AS 樹脂)
カバーリング・金輪・天輪・尻輪(黄銅にロジウムフィニッシュ)
クリップ(ベリリウム銅にロジウムフィニッシュ)
●サイズ 全長139.5mm× 最大径15.4mm 重量20.5g
http://www.platinum-pen.co.jp/press_270525.html より
▲初回限定のブロッターカードがついていました。
シリアルナンバー入り。
連日大雨なので、ずっと気になっていたインクの耐水について調べてみました。
といっても既に実験されている方はたくさんいて、その結果も見てはいるんですが、自分の実用範囲でどの程度耐えられるかが気になったのでやってみることにしました。
自分の実用範囲とは、送った手紙が雨などで濡れても文字が読めればいい、という程度のものなので、余り厳密ではありません。
文字を書いて数時間後、流水に30秒間晒す、という方法で試してみました。
1.無印良品のルーズリーフ
普通の薄い上質系の紙。
カスタム74 EF+エーデルシュタイン オニキス
デスクペン(DPQ-700A EF)+プラチナ 黒
デスクペン(DP-1000AN F)+プラチナ カーボンインク
デスクペン(セーラー。型番不明)+セーラー 黒
書いてから9時間半後に実施。
意外にオニキスとカーボンでないプラチナ黒が残りました。
とはいえ水にだいぶ流れているので、手紙などでは滲んだインクが留まり読み辛くはなりそうです。
オニキスは払いなど運筆が速いところはかなり薄くなっています。
カーボンインクはさすが、微動だにしていません。
似たような上質系の一筆箋でもほぼ同様の結果でした。
2.マルマンのルーズリーフ
やや厚みがあり、表面がつるっさらっとしています。
カスタム74 EF+エーデルシュタイン オニキス
デスクペン(DPQ-700A EF)+プラチナ 黒
サファリ EF+エーデルシュタイン アメジスト
kakuno F+色彩雫 孔雀
書いてから2時間半後に実施。
オニキス、プラチナ黒ともに読める程度には残っていますが、無印のものより流れて薄くなっています。
以前「ペンの光」の清書用紙(Aー1・つるつる)で実験した時は読めないくらいに流れたので、つるつるの紙は流れやすいようです。
どちらも思ったよりオニキスとプラチナ黒が残ったのは意外でした。
ハガキなど耐水性が必要なものは別として、通常使用には問題なさそうです。
新しい万年筆に顔料を入れようか悩んでいたんですが、愛用のプラチナ黒で充分と分かりホッ。
※あくまで個人の実験なので、結果を保証するものではありません。
ブログの更新は久しぶりですが、ペン習字の練習はしていました。
……というか、「ペンの光」の練習中はブログが滞ります^^;
多分今後もこの調子だと思うので、更新がなかったら練習頑張ってるのね、と思ってください(笑)
今月は規定部、かな部、筆ペン部のみの予定です。
余裕があれば受験部も。
受験部は受験対策というより、単純に楽しいから練習しています。
P. 26 者・年・生・東・西
「らくらくマスター 筆ペン練習帳」より
今日はどうしても集中力が続かず、1ページの半分しか練習できませんでした。
「東」がうまく書けません。
基本的に筆ペンは同じものを2本準備し、インクの出によってどちらを使うか決めるのですが、一年程使っているものは毛先のコントロールが難しくなってきました。べちゃっと太くなっちゃう。
インクの残りも少ないので、詰め替えを利用せず、買い替えようと思います。
●漢字部
初めて草書に挑戦。難しい!
いくつか中心がずれている文字があります。
つけペン(タチカワ T-600 クローム)使用。
●手紙実用部
様々な筆記具で書いてみたものの、今回はやや太めのほうが良く見えたので、結局プラチナのデスクペン(DP-1000AN)を使用しました。EFですが、気持ち太く書けるので。
連綿線の強弱が出せていません。
●受験部
久しぶりに横書きの課題にチャレンジ。
書きにくい文字が多かったけど、楽しかったです。
プラチナのデスクペン(DPQ-700A)使用。
●規定部
以前から苦手な「出」、今回もうまく書けませんでした。
つけペン(タチカワ T-600 クローム)使用。
●かな部
字間と全体のバランスが難しいです。
そもそもどういうものが『良い』のか分かりません。
今後続けるなら何らかの勉強が必要ですね…。
●筆ペン部
今回はだいぶ苦戦しました。
相変わらず「白」が苦手です。